カナダの飛行機でCAさんに気に入られた話(小話)

2020年4月8日




いつも、読んでいただきありがとうございます。
(感謝を述べれば読者はついてくると思ってる)

やめとけ、その発想

今日は箸休めとして

辻がカナダ人CAさんにすごい気に入られたという話をします。

(すごい駄作になる予感)



あれは、辻が20歳の秋

(15の夜みたいな言い方すんな)

カナダ・トロントへと短期留学に行く際の

飛行機での出来事でした。


初めて、一人で海外に行くということで

辻、ど緊張







(君はど根性の方だね)


そして、いざ日本から飛行機に乗る際

1人のCAさんと目が合い
(これまた、巨漢なのよ)

緊張で少しはにかみながら

「よろしくね。」

と伝えました。

すると、

CAさんも微笑み返してくれました。

(おそらく、僕のことを高校生くらいやと認識)

そして、自分の席を見つけ着席。
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飛行機にゆられること約2時間。

(話の展開早いな)
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待ちに待った機内食の時間がやってきました。

先ほどとは別のCAさんが

僕に機内食について尋ねました。


ビーフ? or チキン?

あ、もちろんチキンで。

(あ、あんたチキン派ね)

そして、その後

さっき微笑んでくれたCAさんが飲み物を尋ねているのが見えました。
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「飲み物何にする?ビールもあるし、コーラもあるよ。
 あと、ティーもジンジャーエールもあるよ?」

「それじゃ、コーヒーもらおかな」
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なんて、こんな会話が聞こえてきました。
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飲み物もいろんな種類があって、結構良い航空会社だな~

僕は何にしよかな~

なんて、思っていました。
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と、ここでようやく先ほどの巨漢CAさんが僕の所へ
微笑みながら、飲み物を聞きに来てくれました。
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「アップルジュースとオレンジジュースどっちが良い?」.
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あれ?

先ほどあれだけあった選択肢は??
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「あ、もちろんオレンジジュースで!」
(え、まさかの自分、即答やん)
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「私はね、お前さんの笑った顔が好きだよ。」
「いっぱい飲みな!」.
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と、

オレンジジュースを

グラスになみなみ、たっぷりと

注いでくれました。
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「Thank you!!」(ラッキー、ジュースいっぱいもろた)
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そうして、巨漢のCAさんは次の人の所へと
飲み物を聞きにその場を去りました。
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そして、僕の目の前に残されたのは

機内食とグラスいっぱいのオレンジジュース。
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ラッキー、さぁ、食べよか~
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そう思った矢先のこと

僕は大事なことを忘れていました。
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僕が乗っているのは飛行機

そりゃ、まあ大気の影響によって

揺れる揺れる。
その揺れに対して

なみなみと注がれたオレンジジュース。
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そりゃ、まあ

こぼれるこぼれる。.
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おかげさまで

僕のズボンは橙色に。
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それを見て

先ほどの巨漢CAさんは

タオルとともに僕の所へ駆け寄り一言、、、
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「もう~何やってるのよ~」.
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お前のせいじゃ!

優しさがあだとなってもうたんじゃ!
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なんて、言葉は胸のうちにしまって
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「Sorry…」.
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すると、
「気にしないで、これも私たちの仕事だから」.
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(ええ奴じゃ、すごいええ奴なんじゃ)

それからというもの

その巨漢CAさんは

1時間に1回、僕の席に来ては

「大丈夫?なにかして欲しいことはないか?」

と、優しく世話をしてくれました。





(わしゃ、あんたの孫か)



そんなこんなをしていると

一瞬にして

東京からトロントの約12時間の空の旅は終わりました。


そして、飛行機から降りようとしたとき

お世話をしてくれた巨漢CAさんが

僕を呼び止め

優しくハグをしてくれました。

そして、僕の目を見て
「その笑顔を忘れないで。あなたならどこででも生きていけるよ。」
「あなたに幸あれ」
と、、、
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すまん。

僕、1カ月の短期留学やねん、、、
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それでも、

CAさんがくれたあの言葉は

今でも、僕の胸に深く残っています。
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<おしまい>