海外のスターバックス面接(後編)

2020年4月3日




〈続き〉





バタンッ。。。

ふつーのイメージするお店の裏側

「Hi! How are you KAITO」

(結構テンション高いな)

「ハイ。アイムカイト、ナイストミートゥー‼」

(カタコトなやつがでてきた。)



と、



その時、オフィスにいた人が

全員爆笑



「お前の名前、マキアートっていうのか?」

(お前の耳はおばあちゃんか)

「飲み物の名前じゃねーか。」

「いや、KAITOじゃ」

「ヘイヘイ、マキアート」

「いや、やかましいわ(笑)」

(海外の笑いについていけない和歌山県民)



そして、始まった本番



「ほな、面接始めよか」

「おけー」

(あの緊張感をしっかり保て)

「それじゃ、なんでここで働きたいの?」

(よくある質問やん、予習してきましたよ、しっかり)

「私は日本でも貴社の方で働かせていただいていたのですが、
 その際、お客様との会話を大事にするという
 スターバックスさんのコンセプトが、
 自分が追い求めているサービス業の理想と重なっておりまして、
 こちらで働かせていただくことにより、、、」
.

.

.

.

.
なんて、、、

言えるかっ!!!



実際には、



「なんでここで働きたいの?」

「ボ、ボク、二ホンイタ、ソコデ、ハタライタコトアルネ」

(韓国人が日本語を話しとるんか)

「それじゃあ、レジぴや働き方には馴染みがあるんだね。」

「ソウネ、ボクデキル、シゴトネ。」

(大きく出たな)

「じゃあ、今まで接客業をやってきた中で、一番印象に残っていることを教えてもらえる?」

「え?」

(ちょっと英語が早いかな~)

「だから、今までサービス業に携わってきた中で一番心に残っている出来事は?」

「え?」

(英語って怖いな~)「ごめん。全然、英語が聞き取れないし、理解ができないや。」







(ここで、練習してきた僕の《笑顔》が炸裂)



「難しかったよね。ごめん。」

(こっちこそ、ごめん)

「それじゃあ、What…is… the… most…~」
(ワードを一つずつ言ってくれる優しさ)

「あ~ね、それはね、ほにゃらら、ほにゃららだよ。」

(何を言ったか、全然覚えてへん)
「では、次に今まで、サービス業をやってきた中で一番つらかったことは?」

「え、、、」

(いま、なんつった)

「なんて、、、」

(だから、英語わからへんねんって)





すると、、、

そっと、面接の質問が書かれた紙が

辻の目の前へ(笑)



「いまから、この質問をします。」

(カンニングペーパーが向こうからやってくるパターン)

思わず辻の顔も







自分を美化すんな。

「あ、ありがとうございます。」

「ふつーはこういうことはしません。」

(ですよね~)

少しの間があり

2人とも顔を見合わせて笑う。

(青春ドラマのワンシーンか)







宮崎駿はやめとけ。

が、カンニングペーパーを見たとしても
書いてある単語がすごい難しいったらありゃしない







辻の心情を表す三匹のカエルもどき。

その後、カンニングペーパー



カンニングペーパーに対する丁寧な説明







この笑顔で何とか面接をこなしていく辻。

そして、最後には

「なんでもできます!やります!」
(おぉ、大きく出たな、自分)

なんて、捨て台詞を店長に残しました。



しかし、辻はこのお店に

求人を出した翌日には60人の

応募がきているとは

その時、思いもしなかった。

そして、面接も終わり

トライアル*へと話が進んでいくのであった。



〈続く〉



*トライアル:トライアルとは、正式に雇用される前に、一度、実際に働かせていただく。そして、人柄、仕事の出来を周りの人に見られる。